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4.5
先行シングルの『Love Knot』は小柳さんの楽曲を代表する名曲中の名曲。私も大好き。捨て曲無しのアルバムですが、『Love Knot』と同じ位好きで、個人的におすすめしたいのが、『Can’t love you again』と『Super Sexy Woman』。いずれも小柳さんの歌唱力が際立ちますが、『Can’t love you again』は、歌詞が良いのがもちろんですが(小柳さんが作詞)、ピアノのメロディラインが秀逸。『remain』といい、この手の切ない失恋ソングを小柳さんが歌うと、彼女の美しい歌声との相乗効果で、歌がより引き立ちます。対して、『Super Sexy Woman』は、ギターとドラムのパンチ力が効いたアッパーなロック。バラードのイメージが強い小柳さんですが、『愛情』然り、バラードとは異なるアッパーな曲も高いレベルできっちり歌いきる小柳さんは、まさに歌姫。私の中では断トツでナンバー1の歌い手。『'll be Travelin' Home』の3年後に『Sunrise』が発売されますが、ロンドンでの生活を経て『何か』を得たのでしょう、新境地を開拓し、表現力と歌唱力が抜群に増していると思います。